結論から言えば、独学で2級土木施工管理技士の試験に合格することは可能です。現に私がそうです。
市販の参考書と過去問を購入し、平日の仕事終わりや休日の半日を使って継続的に勉強を行った結果、学科・実地ともに1回目の受験で合格することができました。
コストパフォーマンス的には最高に良かったです。
受験講習会や通信教育などを利用して勉強する方法もありますが、最終的には合格できるかどうかは本人のやる気次第だと思います。
受験講習会や通信教育の講義やテキストなどは試験に合格するために非常に有用だと思いますが、結局は本人が勉強しなければ合格することはできません。
会社で上司に言われたから、という理由だけでやる気もなく講習会や通信教育を受けている人と、何としても試験に合格してやる、という強い意思を持って参考書や過去問が擦り切れるくらい勉強を行っている人とでは、後者の方が合格する可能性は遥かに高いでしょう。
もちろん、上記の例はちょっと極端ですし、やる気さえあれば良いというものではありませんが、この考え方は間違ってはいないと思います。
学生時代、親に言われたからと塾に何となく通っている人よりも、自主的に黙々と勉強をしている人の方が普段のテストだけでなく受験の結果も良かったりするのと同じようなものです。
ただ、だからと言って講習会や通信教育はダメだ、と言いたいわけではありません。
講習会や通信教育では頻出分野を重点的に抑えた講義やテキストが活用できますし、講師の先生に積極的に質問をすることでより一層理解を深めることができると思いますので、うまく活用できれば合格への道はぐっと近くなるはずです。
独学にしろ講習会や通信教育にしろ、これらは試験に合格するための手段でしかありませんので、自分に合った方法を見極めた上で合格に向けてしっかりを勉強をする気持ちを持ち続けることが何よりも大切だと思います。