学科試験の勉強方法(建設機械と土工作業)

経歴を詐称して受験をするわけでもない限りはどの現場にも建設機械は必ずあるため、他の分野と比べると建設機械は分かりやすいと言えます。ただ、それでも各機械の特性や適応する走行距離・勾配などは一度しっかりと確認しておく必要があります。

見たことがない機械はYouTubeでチェックすると覚えやすいです(参考:インターネットを用いた勉強方法)。

建設機械の超重要キーワード

  • トラフィカビリティ(建設機械の土の上での走行性)
  • ポータブルコーン貫入試験
  • コーン指数

という3つは他の何よりも優先して覚えなければなりません。

トラフィカビリティポータブルコーン貫入試験で測定するコーン指数によって決まるのは試験勉強をすればすぐにわかると思いますが、3つとも過去の試験に頻出している超重要なキーワードですので、他の何よりも優先して頭に叩きこんでおけばこれだけで1~2点はほぼ確実に確保できると思われます。

建設機械の走行性の良否を表す用語は、次のうちどれか。(平成25年度 問題3)

  1. フィニッシャビリティー
  2. リッパビリティー
  3. ワーカビリティー
  4. トラフィカビリティー

※正解は4

また、原位置試験の問題にもサラッと登場するので、ここで覚えておくと楽になります。以下の問題は、トラフィカビリティとポータブルコーン貫入試験の関係について理解していれば、他の選択肢の成否がわからなくても正解することができる問題です。

土質調査の原位置試験の「名称」とその「試験結果の利用」との組み合わせとして、次のうち適当でないものはどれか。(平成21年 問題1)

  1. 標準貫入試験・・・地盤支持力の判定
  2. 砂置換法による土の密度試験・・・土の締固め管理
  3. ポータブルコーン貫入試験・・・地盤の安定計算
  4. ボーリング孔を利用した透水試験・・・地盤改良工法の設計

※正解は3

走行距離

建設機械の走行距離に関する問題は、運搬距離を明記した上で適応するかどうかを問うものがあります。

各機械の走行距離を丸暗記するのは大変ですが、現場で動いている各機械がどの程度の距離を移動しているのかを思い浮かべながら覚えればそんなに難しくはないかなと思います(結局、ある程度は暗記しなければなりませんが)。

以下の過去問では、明らかに近距離の運搬作業しか行わないブルドーザの運搬距離が120mとスクレープドーザ並に長いことから誤りであるとわかります。

土工作業における「建設機械の種類」と「適応する運搬距離」の組み合わせとして、次のうち適当でないものはどれか。(平成14年 問題2)

  1. 自走式スクレーパ・・・800m
  2. バックホウ + ダンプトラック・・・500m
  3. スクレープドーザ・・・150m
  4. ブルドーザ・・・120m

※正解は4

機械と作業の組み合わせ

どの機械でどんな作業ができるかは、現場で多くの種類の機械を目にしていればそんなに難しいものではありませんが、実物を見たことがない機械については機械の形状や性質を覚えてそこから推測するか、丸暗記しなければなりません。

以下の問題では、モーターグレーダで道路の砂利の敷均しや除雪作業をやったことがあればすぐにわかります。

土工機械と土工作業の次の組み合わせのうち、適当でないものはどれか。(平成24年 問題2)

  1. クラムシェル・・・水中掘削
  2. モータグレーダ・・・敷均し・締固め
  3. スクレーパ・・・掘削・積込み・運搬・敷均し
  4. 不整地運搬車(クローラーダンプ)・・・軟弱地での運搬

※正解は2