公共交通機関の予約
2級土木施工管理技士の試験案内にも記載されている通り、試験の開催地は
札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、鹿児島、那覇
ですので、これらの都市から遠いところに住んでいるのであれば、まずはそこまで行かなければなりません。
試験会場は大学の講義室などで行われますが、試験会場まで自家用車で行くことはできない(駐車場がない)ため公共交通機関を利用する必要があります。予約は早めに済ませましょう。
近郊の都市から受験が行われる都市まで多くの受験者がやってくるわけですから、試験日ギリギリに予約をしようと思ったら既に満席だった、という事態は十分にあり得ます。試験会場に到達できなければ合格・不合格以前に受験すらできません。
宿泊先の予約
遠方から試験が行われる都市へ移動しなければならないときは前日入りすることになるかと思いますが、宿泊先のホテル・旅館等は早めに予約しましょう。理由は公共交通機関の予約と同様に、遠方に住んでいる多くの受験者が一斉に試験会場の周辺に宿泊するため、早くしないと宿泊先が確保できない可能性があるからです。
私自身、試験の1週間くらい前にホテルの予約をしようと思ったら、試験会場付近のビジネスホテルが既に予約で一杯だったので、試験が行われる都市から1時間くらい離れた別の都市で宿泊することになってしまいました。
ホテルがダメならネットカフェで一泊するという手もありますが、大事な試験を翌日に控えていることを考えると宿泊環境としては最悪です。試験当日に体調を崩すのは馬鹿らしいので、公共交通機関と同様にきちんとした宿泊先も確実に確保しましょう。
最近は外国人観光客が増えてきていることもあって大都市ではホテルの予約が取りにくい傾向が強くなってきているため要注意です。
前日入りのススメ
「当日の朝一で自宅を出発して公共交通機関を利用すれば試験会場にはギリギリ間に合う」という微妙な距離に住んでいる場合は前日入りしてしまうことをオススメします。万が一公共交通機関が遅延してしまった際に遅刻してしまう(=受験不可)可能性があるからです。
せっかく時間をかけて勉強してきたのですから確実に受験できるように不確定要素はできる限り排除した方が安心です。
試験会場の下見
試験会場は前日に下見しましょう。
試験会場が大学の場合、広いキャンパス内から目的の会場(講義棟)を探さなければなりません。
「周りの人について行くから大丈夫。」と思うかもしれませんが、同じ大学内で更に試験会場が複数に分かれている場合があります(1つの建物だけでは受験者が入りきらないため)ので、ついていった先が自分の試験会場とは限りません。
広いキャンパスだと移動に結構時間がかかるので、当日の朝に焦って会場を探すよりも前日に下見をした方が余裕を持って移動ができると思います。
昼食は朝のうちに買っておく
「学科・実地試験」を受験する場合、午前(学科試験)と午後(実地試験)に分かれているため昼食休憩があります。
お昼休みに会場付近のコンビニやスーパーなどに行くと受験者でごった返す可能性が非常に高いので、昼食はお昼になってから買いに行くのではなく朝のうちに買っておくと良いと思います。
そうすれば、お昼休みは昼食を取りながら実地試験(特に経験記述)の最後の確認をするだけの時間的な余裕ができます。
試験当日の服装
「学科試験(前期試験)」は6月に実施されます。
梅雨の真っ最中で蒸し暑いことが予想されますのでできるだけ涼しい格好をしていくべきですが、冷房が入る場合は寒くなる可能性も考えられるため何か羽織るようなものは持っていた方が良いかもしれません。
それ以外の試験は10月末ですので天候によって暑い場合と寒い場合の両方が考えられますのでどちらにも対応できるように簡単に脱ぎ着できるような服装で試験に臨みましょう。
いずれにしても試験に集中できるような服装で試験に臨むことをオススメします。